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トマト
(ここに書かれている事は100%正しい訳ではありません、当方の主観なども入ったりしておりますもしあなたがこれによりどのような損害を被っても責任はもてませんのでご注意ください)
ナス科 トマト属
原産地 南米大陸のペルーやエクアドルなどアンデス山脈周辺の高原地帯
歴史 16世紀コロンブスが南米より持ち帰ったものがヨーロッパに広がったとされる
食用にしていたのはイタリアだけで、スペイン・イギリスでは観賞用であった
また、トマトは毒があるので食べてはいけないと信じている人も多かったらしい
日本へは江戸時代長崎に伝わったのが最初らしい、当然観賞用
食用に利用されるようになってきたのは明治以降、昭和になってから日本人の味覚に合った
品種改良が盛んになってきたとのこと
種類
かなりアバウトな
分け方でごめんなさい

大玉トマト
桃太郎
という名は皆さんご存知かと思います。今や大玉トマトの代名詞のようになっています。
桃太郎はタキイ種苗の販売している商品なのですが、この桃太郎もじつは色々な品種があります。
桃太郎・ハウス桃太郎・桃太郎J・桃太郎8・桃太郎T−93・桃太郎ヨーク・桃太郎ファイト・桃太郎コルトです、
はたしてあなたが食べた桃太郎はどれなんでしょうね?

ピンク系
     桃太郎に代表される日本で一番人気のある品種、甘味と酸味のバランスがよい
レッド系
     欧米では生食用ですが、日本では主に加工用、酸味と香りの強さが特徴
ファースト系
     先がとんがった形、ピンク系が流行る前は日本の一般的なトマトでした、甘味が強いのが特徴
クッキング系
     レッド系の一種だが、特に水っぽさをなくしたのが特徴

ミディトマト中玉トマトとも言われます)
50g前後の果重に品種改良したもの、1口2口くらいで食べきれる「丁度食べやすいサイズ」で昨今人気が出てきている、 甘味が強くトマト本来の香りも強い。
フルーツトマトについて)
  通常フルーツトマトといわれているトマトは甘味ののり易いミディトマトを使っている場合が多い。
  特に高糖度を目指して栽培されたトマトをフルーツトマトと呼ぶが、特に基準などは無い、
  つまり生産者がこれはフルーツトマトだ!と宣言すればフルーツトマトになる
  だから、流通しているフルーツトマトはフルーツトマトと言ってない物より甘くない場合もあるし、
  逆にフルーツトマトと銘打っていないのに、そんじょそこらのフルーツトマトよりずっと甘く美味い
  トマトも沢山ある。 あくまでも自称であることをお忘れなく
  ちなみにうちのミディトマトの糖度は昨年で通常12度、最高17度でしたが、恐れ多くて気軽に
  フルーツトマトなんて謳えません!

ミニトマト小玉トマトプチトマトチェリートマトなどの呼び方もあります)
果重10g〜30gくらいの小さい玉のトマト。
「トマトが赤くなると医者が青くなる」といわれるくらいトマトは栄養価が高いのですが、特にミニトマトには
リコピンが多く含まれます。 甘味、酸味、香り全て高いのがミニトマトです。
うちでは売り物にならないミニトマトをジュースにして飲んでいますが、その美味さは逸品ですね。
トマトジュースならぬミニトマトジュースを商品化しようか?なんて...
レッド以外にもオレンジ、イエロー、ホワイト、パープル、グリーンなどの果実も存在します
イエローやオレンジ系はβカロチンの含有量も多いそうです。

 

栄養 ・ビタミンCを多く含む。 トマトのビタミンCは比較的、熱に強く、加熱してもあまり消失しない。
・ビタミンA効力も高く、ピーマンの約1.5倍。
  ビタミンAを含む食品の中でもイチゴと並んで前立腺癌の罹患率が低くなるという話しもあるらしい
・糖質は主にショ糖、果糖、ブドウ糖
・多量のペクチンを含む
・旨み成分である天然のアミノ酸(グルタミン酸、アスパラギン酸など)が豊富に含まれる
・赤色系はリコピンを多く含む
・桃色・黄色系はβカロチンと黄色キサントフィルを多く含む
雑談 トマトはナス、キュウリ、ピーマンなどと同じく「果菜」と呼ばれている。
よく話題になることは、トマトは果菜なので果物なのか?ということである。
農家になり、消費者の立場から生産者の立場になり、わかったことがあります。
トマトは野菜です、果物ではありません。 果物のようにして食べることもあるかもしれませんがあくまでも野菜です。
私が思うに、一年草に成る実は野菜です。 多年草(木も含めて)に成る実は果物です。
そう考えると、スイカは野菜だし、酢豚に入っているパイナップルやポテトサラダに入っているリンゴ
は果物ということがはっきりします。
アスパラはどうなるんだ、あれは十年以上も同じ木から取るぞっていわれるかもしれませんがご心配なく、
あれは実じゃないですから、木の新芽、茎ですから。
自分で納得していました。
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